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今年の桜の開花は自分の記憶にないほど遅かった。
4月1日となると、去年まではとっくに満開近くなっており花見の頃到来である。
それが今年の桜は蕾が固く、いっこうに咲く気配がない。
”Silent Spring”である。
当初より、今年は西日本では休眠打破が鈍く関東より遅れる予想ではあったが、それに春先の低温が拍車をかけ異例の遅さになったものと思われる。
それにしても、いつもより10日ほど桜の花が遅かった。
松山地方気象台の観測記録では、桜の開花が最も遅れた年は1957年(昭和32年)で、今年と同じく"酉年”である。
過去の酉年をみると、
・1957年(昭和32年)は8月までは日照不足で多雨傾向
・1969年(昭和44年)は西日本は梅雨の豪雨に見舞われ北日本は冷夏
・1981年(昭和56年)は春先に寒波が南下し夏から秋にかけて天候不安定
・1993年(平成5年)の夏は記録的な低温となり長雨と日照不足で平成の大凶作
まさに「酉年は荒れる」の言い伝えのとおり不安定要素が多い。
”各々方、ご油断召さるなよ!”
■平成29年4月1日のあらし山の桜(今年)
■平成28年4月2日のあらし山の桜(去年)
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